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用語集
重飲食
じゅういんしょく
「重飲食」とは、ラーメン・中華料理、焼肉、ステーキ、焼き鳥、鉄板焼き・お好み焼きやその他の洋食や和食を含む飲食業のことを指し、一般的には「重飲食」という言葉に明確な定義がある訳ではありません。
(本サイトでは、「軽飲食」を喫茶店とカフェのみとし、その他全ての飲食業を「重飲食」としています。※本サイトで、重飲食としている飲食業:ラーメン・中華料理、焼肉・韓国料理、カレー・多国籍料理、和食・寿司、うどん・そば、焼き鳥、鉄板焼き・お好み焼き、洋食・レストラン居酒屋・ダイニングバー、パン屋・ケーキ屋、テイクアウト・デリバリー)
物件情報に「重飲食店不可」という記載があると、これらの飲食店の営業ができませんが、開業する業種が重飲食に含まれるかどうかは、物件の貸主の意向によるところと設備面、環境面での制約によるところが大きいといえます。
その理由、基準としてよく挙げられるのものとして、(1)居住用物件と店舗物件が一つの建物内に同居しており、店舗の営業により、臭い・照明ネオン・騒音等が入居者からのクレームに発展するおそれがある点、(2)建物の設備事情により重飲食の営業に必要なガス・水・電気が十分に供給できない、または排水・排気等が十分ではない点、(3)物件の所有者の事情や、周辺環境とのイメージが合わない、などといったことがあります。
貸主と借主の認識に違いを生じさせないためにも、「軽飲食」や「重飲食」の言葉の解釈に捉われずに、詳細を事前に確認することが重要になります。