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用語集
商工会議所・全国商工会連合会
しょうこうかいぎしょ・ぜんこくしょうこうかいれんごうかい
商工会議所とは、商工業の改善・発展を目的として、市など一定地区内の商工業者によって組織された自由会員制の公益経済団体のことです。全国に514(2013年3月現在)の商工会議所があり、その地区における商工業の総合的な発展を図り、兼ねて社会一般の福祉増進に資することを目的としています。
商工会は、地域の事業者が業種に関わりなく会員となって、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体のことです。全国に1,694(2013年3月現在)の商工会があり、国や都道府県の小規模企業施策の実施機関として、小規模事業者を支援するために意見活動事業や創業・経営革新支援等の推進、融資、法律相談、共済など、さまざまなサービスを実施しています。
双方とも目的はほぼ同じで、「商工業の総合的な改善・発展を図ること」となっています。主な違いとしては、商工会議所が原則として市が1つの区域になっているのに対して、商工会は原則として地区が1つの区域になっていること、または根拠法となるのが、商工会議所が「商工会議所法」に基づいているのに対し、商工会は「商工会法」に基づいている点が挙げられます。
商工会議所と商工会は原則として地区は重複しませんが、稀なケースとして市町村合併によって同じ市区内にふたつが重複する場合もあります。