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用語集
PML(Probable Maximum Loss)
ぴーえむえる
予想最大損害率と訳されます。本来は保険会社における火災保険の保険情報として、アメリカで誕生しました。これが日本において不動産業界にも導入され、地震リスク分析に限定されています。本来は地震リスク分析のための手法ではないとも言えますが、不動産業界では「対象施設あるいは施設群に対し、最大の損失をもたらす再現期間475年相当(50年間で10%を超える確立で襲ってくると予想)の地震が発生し、その場合90%非超過率に相当する物的損失額の再調達費に対する割合(社団法人日本建築構造技術者協会)」と定義されています。つまり、具体的には物件の再建築価格に対し、震度6強~7程度の地震が起こった場合にかかる修繕・補修費の割合となります。