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用語集
損益分岐点
そんえきぶんきてん
損益分岐点とは、この地点を上回ると利益になり、下回れば赤字になってしまう基準となる売上高のことで
「損益分岐点 売上額 = 固定費÷{(売上高変動費)÷売上高}
という公式で算出できます。
固定費とは、売上げに左右されない支出のことで、おもに家賃や、人件費、什器の減価償却費や支払利息などのことをいいます。
これに対して変動費とは、状況に応じて増減する支出のことで、材料費、販売手数料、運搬費などが当てはまります。
損益分岐点を求めるには、まず費用を固定費と変動費に区分することから開始して、上の公式に当てはめてみましょう。
利益を出せる事業計画を立てるためには、実際に発生する金額に近い固定費及び変動費の支出を把握した上で売上目標を立て、損益分岐点を計算しつつ事業計画を立てましょう。
月次や週次での収支管理においても、この損益分岐点は重要な指標となります。
健全な経営のために、つねに損益分岐点を意識し、費用の削減や、売上増のための施策に活用しましょう。