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用語集
不動産の証券化
ふどうさんのしょうけんか
改正投信法によって、従来は「主として有価証券」に限られていた投資対象資産に、不動産(および政令で定める資産)が加えられ、広範な財産権全般への投資の道が開かれました。もちろん、1998年の証券投資信託法の改正で解禁された会社型投資信託制度も適用され、不動産ファンドの株式会社での運用も可能となりました。これによって米国のREIT(Real Estate Investment Trust)に見られるような、一般投資家を含めた広範な投資家の参入を促す不動産ファンド市場の形成が本格的に進むことになるとともに、新たな流通市場を支えるニュービジネス=不動産金融ビジネスが派生してきています。具体的に言えば、会社型投資信託におけるビークルとなる投資法人から資産運用委託を受ける投資委託業(許可制)、投資家の支援者としての投資顧問業(登録制)、ファンドに組み入れた実物不動産を管理運営するプロパティマネジャーなどです。金融と不動産を結ぶ懸け橋としてプロパティマネジメントが注目され、ザイマックスはその先駆者として市場を開拓しています。